ベベルサイディング(下見板)の施工
サイディングの間隔は、事前にレイアウトしておく必要があります。
下端を胴縁で支え、最下段のサイディングの下端から表通りの重なり具合になるようにします。 次のコースは、前のコースの上端と1インチ以上重なるようにします。 ラベッティングパターンはセルフスペーシングですが、1/8インチの膨張クリアランスを残しておきます。
ベベルサイディングは、スタッドに1-1/4インチで面付けし、最大24インチ間隔で釘を打ち込みます。 釘は重なり部分のすぐ上に打ちます。
本書で推奨するサイディングの重なり部分を減らさないようにしてください。 風による水害を受ける恐れがあります。 未乾燥のサイディングの場合は、収縮や膨張を考慮して、重ね代を大きくしてください。 大きな重ね代を使用する場合は、留め具を打ちすぎないように注意してください。 ボードとボードの突き合わせは、ずらしながらスタッドに合わせます。
推奨重ね代 | ||
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公称サイズ(インチ) | 重ね代(インチ) | |
4 | 1 | |
6 | 1 | |
8 | 1 ~ 1-1/8 | |
10 | 1 ~ 1-> | |
1 ~ 1-> | 4 | 1 ~ 1-> 1 ~ 1-> |
12 | 1~2 |
※正しい取り付けのためには、これらのオーバーラップの推奨事項を遵守する必要があります。