Acne vulgaris and quality of life of adult dermatology patients

Objective: 成人皮膚科患者のQOLに及ぼす尋常性ざ瘡の影響を明らかにすること。

Design: 横断的・縦断的な質問紙調査。

対象:患者。 皮膚科医の診察を受けている尋常性ざ瘡患者60名。

主なアウトカム評価項目。 皮膚疾患が患者のQOLに及ぼす影響を測定するための有効な29項目からなる尺度、Skindexを用いた所見。 結果は3つのスケールスコア(機能、感情、症状)および複合スコア(スケールの平均点)で報告される。 さらに、皮膚科医が患者さんの皮膚疾患の臨床的重症度を評価し、患者さんはニキビにどのように悩まされているかについてのグローバルな質問に回答しました。 Skindexのスコアが高いほど、QOLへの影響が大きいことを示しています。

結果 にきび患者は、乾癬患者と同様に皮膚疾患による機能的・感情的影響を経験したが、症状は少なかった(にきび患者と乾癬患者のSkindex機能スコアはそれぞれ14.9と22.8;感情スコア39.2と38.9;症状スコア29.5と42.1であった)。 また、40歳以上の患者は、3ヵ月後にニキビが改善したと報告する割合が低かった(43% vs 85%、P<.05)。 また,ニキビの改善を報告しなかった患者のうち,高齢の患者はニキビが生活の質に与える影響が大きいと報告した。 さらに、多変量解析では、性別や皮膚科医が判断したニキビの重症度を制御した後でも、高齢者は若年者よりもニキビによるQOLへの影響が大きいと報告した。

結論 尋常性ざ瘡は患者のQOLに大きく影響する。 ニキビの重症度にかかわらず、高齢者はニキビによる影響が大きかった。

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