ほとんどの観葉植物は、同じ鉢で何年も幸せに暮らすことができます。 しかし、フィロデンドロンやポトスなど、成長の早いものは、1年ごとに植え替えが必要な場合があります。 植え替えが必要な植物は、水抜き穴から根が伸びてきていることに気づけば、だいたいわかります。 また、水やりのたびに鉢の中の水が排水孔から流れ出るような場合も、その兆候となります。
もちろん、ランやヘビイチゴなど、狭い場所でも平気な植物もありますが、根が絡まってくると新しい家が必要になります。
一般的に、観葉植物の植え替えは、植物が活発に成長している春から夏にかけてが最適とされています。 秋も移植に適した時期ですが、少なくとも冬に室内に入れる3~4週間前には行うようにしましょう。
STEP ONE
植物を鉢からそっと取り出し、根を確認します。 根が絡まっていたり、鉢の内側をぐるぐると回っていたり、土がたくさん抜けていたりしたら、そろそろ買い替えの時期です。 植物を育てている鉢より1~2センチほど広い鉢を探します。
STEP TWO
新しい鉢は慎重に選びましょう。 粘土(テラコッタ)の鉢は見た目はきれいですが、多孔質なので土が早く乾いてしまいます。 多肉植物、サボテン、ラン、ポニーテールパーム、ヘビイチゴなど、水はけのよい植物を好む植物に最適です。 プラスチック鉢は土の水分を長く保つので、アンスリウム、スパティフィラム、アフリカスミレ、シダ類など熱帯性の観葉植物に使います。 ただし、どのタイプの鉢でも、底に穴が開いていて、余分な水が抜けるようになっていることを確認してください。
STEP THREE
室内植物用に設計された高品質の市販の培養土を使用します。サボテンやアフリカスミレなど、特定の植物の種類に合わせた土も販売されています。 庭の土は使わないでください。 コンポストや滅菌された有機物がたっぷり含まれていて、土の水分を保持するのに役立ち、軽くてふわふわした土が理想的です。 安価な鉢植えの土は、重くて水分を保持しすぎることがあるので、必ずしもお買い得とは言えません。
STEP FOUR
植物の冠(根が茎と結合する部分)が以前育てていたのと同じ高さになるまで鉢に土を詰めます。 根の周りに優しく土を詰め、エアポケットをなくすように水をやります。 植え付け後、余分な水を受け止めるために受け皿を追加します。 このとき、植物に餌を与えないようにしましょう。 むしろ、秋に植え替える場合は、春先まで肥料を控えたほうがいいかもしれません。 また、多くの鉢底土にはすでに肥料が混ざっているので、すぐに肥料を与えることはあまり気にしないでください。
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