Michael Hogan,1 Mary Barna Bridgeman,1 Gee Hee Min,1 Deepali Dixit,1 Patrick J Bridgeman,1 Navaneeth Narayanan1,2
1Department of Pharmacy Practice and Administration, Ernest Mario School of Pharmacy, Rutgers University, Piscataway, NJ, USA。 2Division of Infectious Diseases, Department of Medicine, Rutgers Robert Wood Johnson Medical School, New Brunswick, NJ, USA
目的 培養後の緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)に対する積極的な経験的治療としてaztreonamの使用を評価すること(P. aeruginosa)に対する積極的な経験的治療として、リストレオナムの使用を評価することである。 本調査は,経験的治療としてaztreonamまたは抗緑膿菌性β-ラクタム薬(BL)の投与を受け,その後緑膿菌が培養された患者を対象に実施したレトロスペクティブ・コホートスタディであった。 2014年1月から2016年8月の間にP. aeruginosaの培養が1回以上陽性であったすべての患者を本解析の対象とした。 主要複合アウトカムは,不適切な経験的治療,培養結果後の経験的抗生物質の変更,または 30 日院内死亡と定義した経験的治療の失敗とした. 副次的アウトカムは、適切な経験的治療、経験的治療の変更、30日院内死亡率、培養後の在院日数などであった。 主要評価項目である経験的治療失敗率は,BL群に比べaztreonam群で有意に高かった(77.8% vs 41.9%;P=0.004 )。 また,aztreonam群はBL群に比べ,経験的治療が適切に行われる割合が低く(44.4% vs 66.1%;P=0.074 ),感受性が判明した後の経験的治療の変更率が高かった(61.1% vs 28.2%;P=0.005 )。 また,30日院内死亡率や在院日数の中央値は,数値的には高かったが,両群間に有意差はなかった。 緑膿菌に感染した患者に対し,アズトレオナムを最初に使用した場合,BLを使用した場合よりも経験的治療の失敗が多く見られた。 また,aztreonam投与群の3分の1がBLアレルギーを有しており,より適切な治療法があるにもかかわらず,本剤を経験的治療として使用する傾向がみられた。 緑膿菌、aztreonam、経験的治療、抗菌薬、β-ラクタム薬
本論文はLetter to the Editorを受領し掲載されました。