Reactive lymphocytes in patients with COVID-19

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2020年1月23日から2月27日まで、シンガポールにはSARS-CoV-2のリアルタイム逆転写-ポリメラーゼ鎖反応(RT-PCR)によって確認した96例のCOVID-19例がありました。 32名の末梢血フィルムを調べたところ、23例(72%)で上画像のような反応性リンパ球が検出された。 これは、2003年のSARSの原因となったコロナウイルスのパターンとは全く対照的で、シンガポールで185例のSARS患者を調べたところ、このタイプの反応性リンパ球は見られず、香港では138例のうちわずか15-2%にしか見られなかった1、2。反応性リンパ球はデング熱や伝染性単核症など他のウイルス性疾患でもよく見られるものである。 反応性リンパ球は、様々な形態的特徴を有している。 COVID-19患者で最もよく見られた亜型は、特徴的な豊富な淡青色の細胞質を示し、しばしば隣接する赤血球に接していた(左上と右上)。 印象的だったのは、23人中16人の患者さんに見られたリンパ球形質細胞です(下図:左、右、中央)。 これらは、凝縮したクロマチンと偏心した核を持つ小さな成熟リンパ球で、時に傍核ホフを伴う。 リンパ形質細胞はデング熱やいくつかのB細胞性非ホジキンリンパ腫でも見られる。 COVID-19患者では、1枚の末梢血フィルムに両タイプの反応性リンパ球が共存していることがある。

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