【粘着剤と感圧接着剤の違い】
皆さんは、粘着剤について詳しくご存知ですか? よくチューブで売られているもので、何かと別のものを接着するために使います。 木工用ボンド、速乾性接着剤、文房具用接着剤…接着剤の種類はとても多く、おそらく誰もが一度は使ったことがあるのではないでしょうか。 接着剤の特徴は、何かを接着した直後は、接着剤がまだ液体のように柔らかく、はがれやすいのですが、しばらくすると接着剤が固まって固形になることです。 そのため、接着剤を使うと、物同士をくっつけることができるのです。 (逆に、一度接着したものを分離するのは簡単ではありません。
しかし、接着剤の中には、時間がたっても接着力が落ちず、塗ったらすぐに接着できるものがあります。 この接着剤なら、紙のように表面が非常に弱いものを除けば、接着した後に分離することも可能です。 この便利な接着剤をご存知でしょうか? それは「感圧接着剤」(PSA)と呼ばれるものです。 PSAは、粘着性(接着する性質)とゴムのようなスポンジ性(接着したものを保持する性質)を併せ持っています。 そして、この2つの特性は、時間に関係なく変化しません。 接着性は、塗布して何かを接着するときに働き、ゴムのようなスポンジ状の性質は、その後、アイテム同士が分離しないように働くのです。 この変わらない性質が、PSAを他の接着剤と違うものにしています。
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